【死役所】
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漫画「死役所」の第68条のネタバレをご紹介していきます。
煽り運転をしていた若者4人。
里帰り出産のため帰ってきていた娘のアイスを買いに行く牧田さん。
そんな牧田さんを巻き込んで事故を起こした4人。
牧田さんと若者3人が亡くなってしまう。
死役所にて牧田さんを見て、初めて自分達が人を殺したことに気付いた若者3人はお互いを罵り合う。
現世では、1人生き残った弟が事情聴取を受けていて…
死役所第68条ネタバレ
前回第67条のおさらい
- 新車で夜の海に向かう若者4人
- 運転手の和夢は割り込まれたことにむかつき、煽り運転をする
- 和夢は追い抜こうとして対向車のトラックと正面衝突
- 若者3人は死役所で一緒に車に乗っていた弟がいないことに気付く
- 3人は「死ーね」と手拍子をしていると牧田さんが現れる
死役所第68条ネタバレ
娘のために出かける牧田さん
車を運転する牧田さん。ラジオからは自動車事故のニュースが流れてきます。最近事故が多いから、娘にも気を付けるように言っとかないと、と思いながら帰宅します。家には妊娠中の娘が来ていました。旦那と喧嘩した娘は予定よりも早く来たようです。
喧嘩の理由を娘に聞きます。不機嫌な顔で、父親の自覚がわきにくそうだからという理由だけで、夫に里帰り出産を反対されたと話す娘。牧田さんは定期的に写真とか送れば、気が付けば自覚なんて芽生えるもんだとアドバイスをします。すると娘に、おばあちゃんになる自覚はあるか?と聞かれます。「ないわよ。」と即答する牧田さん。
その後、アイスを探す娘。お父さんがプレ糖尿病になったから、アイスは置いていないのと説明します。残念そうな顔を浮かべる娘。食べたいなら買ってきたら?と言うと、「んーいいや。」とお風呂に入って行きます。
片付けをしていると、テレビから先ほどの自動車事故のニュースが流れてきました。意識不明だった1人が亡くなったと。事故で死ぬなんて運がないよなあと話すお父さん。牧田さんはコンビニに行ってくると出かけていきます。
残念そうな顔をしていた娘のために、アイスを買いに行ったのです。チーズケーキとチョコ味を買った牧田さん。チョコ味が好きな娘。アイスを眺めながら娘との思い出がよみがえる牧田さん。すると後ろからドンッと大きな音がし、そちらに目を向けると、乗用車とトラックが正面からぶつかっていました。牧田さんはその場から慌てて逃げます。
ドライブレコーダーの記録には、逃げる牧田さんの後ろ姿が。ゴシャ、ガガガと音がします。そして、「友達と車に乗っててそれから1人はねたかもしれなくて…」と通報する音声が残っていました。
死役所に訪れた最後の1人
若者3人は牧田さんを見て「誰?」と聞きます。牧田さんはアイスを握りしめながらあなた達が誰?早く帰らないと、と思います。そこへシ村が現れます。「牧田園絵さんですね?娘さんの為にアイスを買いに行き、その帰り道にこの方達の運転する車にはねられた」と説明される牧田さん。意味が分からないと思いながら、「早く帰りたいんです、今日は暖かいから。アイスが溶け…」徐々に現実を受け入れる牧田さん。自分の死について気付き、崩れ落ちます。
そんな牧田さんを見て、犯人の若者達は申請書を持ってそそくさと去っていました。交通事故死課の松シゲは牧田さんを慰めます。俺が話を聞いてやるから、と。そんな松シゲを笑顔のまま見つめるシ村。
階段を駆け下りる若者3人は金子さんに出会います。許可書はもらったか?と問いかける金子さん。すると和夢は「やべーよ、俺ら人殺しちゃった!」と焦っています。仲間は俺らって何だ、殺したのは運転手のお前だと責めます。すると仲間の女性が「あたしの弟はなんで死んでないの?」と聞きます。シートベルトをしていたため、助かった弟。女性もシートベルトをしていましたが、助手席に座っていたため助からなかったようですね。「ずるい!むかつく!」と怒り、お互いお前のせいだと罵り合います。そんな反省も見られない若者を見て、金子さんは静かに去ります。
生き残った1人の思い
1人助かった弟は事情聴取を受けています。みんなで海に向かっていたら、割り込んできた車に運転手の和夢が怒り煽ったと説明する弟。君は何も言わなかったかと聞かれると、自分がとめたところで和夢がやめる訳ない…と呟きます。「ドライブレコーダーに君の声ちゃーんと録音されていたよ」と話す刑事。
ドライブレコーダーの記録
急ブレーキに怒る助手席の女性。運転手の和夢は前の車が急に割り込んできたんだと話します。代わる代わる悪口を言う若者たち。そこへ、弟が「ぴたーっと車くっつけてやりましょうよ」と提案します。そう言われた和夢は煽り運転を始めます。いいぞ、もっとやれと盛り上がる車内。弟はすごいと言いながらもシートベルトを締めます。そして「ハイビームも!」と盛り上げる弟。みんな煽り運転をしながら笑い、楽しんでいました。
自分だけじゃないと責任転嫁する弟。刑事は「亡くなった牧田さんは助産師だった。初孫を自分の手で取り上げると張り切っていたそうだ」と話します。続けて「事故の日に牧田さんが、助産師として取り上げた子は4人。事故で死んだ人数と同じ。4人死んだって一言で言えば終わりかもしれないが、そこに1つ1つ人生があるんだ」と諭されます。それを聞いて弟は「だって気に入られたかったから…」と呟きました。
それぞれの可能性
死役所にて、金子さんのもとへシ村が現れます。こんなに死んだ人がいるんだなと思う金子さん。そしてあの若者達を見ていた金子さんは「死んで気の毒だとは思うが、死んだ方がいい馬鹿だっているよな」と話します。「どんな屑でも誰かにとって必要な存在であるかもしれません。他人の可能性を決める権利は誰にもない」と言うシ村。さらっと屑と言うシ村に驚く金子さん。「それなら自分の可能性だって決められないしわからないだろう。」と金子さんは返します。そして「お前はどうなんだ?自分の可能性はない。冤罪と死刑を受け入れ全てを諦めた…」と問いかけます。
「選んだのかもしれません。この道を」と話すシ村。
69話へつづく

死役所第71条の感想と考察
若者達の態度
人を殺しておいて、悪びれもない最低な若者達でしたね。しかしそんな和夢も、弟にとっては憧れで必要な存在だったと。なんだか悲しいものですね。そして自分のためにアイスを買いに行ったと知った牧田さんの娘は、とても悔しいでしょう。自分がアイスのことを言われなければと考えてしまいそうです。全員な嫌な思いをする事故でしたね。
シ村の選んだ道とは
シ村は、冤罪と死刑を自分でえらんだのかもしれないと話していましたね。何か目的があるのでしょうか。現在も総合案内という大変な仕事を望んでしているわけですし。この先、シ村の過去が明かされていくのではないかと思います。
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